女子大学生のカンニングによせて

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テスト中、女子大学生が問題を撮影し、投稿したことが話題になりました。

確かにカンニングはモラルに反します。

私たちは、今回の事件から何を学ぶことができるでしょうか。

器機に慣れている今の子供たちは、上手にスマホを操作できてしまいます。

誘導されるまま、自分でどんどんページを進めていってしまいます。

今回は子供にとっての、スマホの便利さと怖さについて考えたいと思います。

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手軽な学習アプリ

今はアプリ等で簡単に分からない問題をきくことができる時代です。

学生の時、私は数学が大の苦手でした。

ひとつの問題に相当な苦悩の時間をかけていたのを、今でも苦々しく覚えています。

「どうしても自分では解けなかった数学の問題」をきくことができていたらなぁ、とうらやましくも思います。

今よりもっと便利な世の中になったら、益々苦手な問題を考える時間というものは減るのかもしれません。

その代わり、好きな科目や、もっとクリエイティブな事に時間を使えるようになるかもしれません。

そして得意なことは発信して、誰かの役にたつことできます。

分からないものに対しては、スマホの中で誰かが答えてくれます。

学習アプリは、助け合いの精神が実現化された素晴らしい発明品だと言えます。

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知らない人同士のやりとり

善意で問題の解き方を教えてくれる人がいます。

一方、インターネットの世界では、簡単に別人になりすますこともできます。

年齢などを偽って、別人になりすましてやり取りができてしまうのです。

つまり、インターネットで出会う人は、悪意を持った人のなりすましである可能性もあります。

その視点を持った上で、ネット社会は見た方が良いということです。

そのことは純粋な子供たちに、伝えていかなくてはならない大切なことですね。

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スマホはただのツール

確かにスマホは便利なツールです。

まるで、自分の代わりに考えて答えを出してくれる賢い脳みそのようです。

しかしスマホは単なる道具で、使うのは私たち自身です。

当たり前ですが、どう使うかは、私たちの「心」にかかっています。

つまり結局のところ、使い方をコントロールできるのは私たちしかいません。

したがって私たち大人が、良いモラルのお手本となって示していくことが大事ですね。

そして、使う上での心構えと共に、ひとつ間違えば件の女子大学生のように一生を棒に振ってしまうことにもなることも、伝えていく必要がありますね。