進路の決め方
進路の決め方について悩む方は、たくさんいると思います。
高校などに進学する際、志望校はどのように決めたら良いのてしょうか。
進路を決めるときこそ、いろいろな視点から見て考える必要があると思います。
今回は進路の決め方のアイディアを、いくつかご紹介したいと思います。
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コロナ禍で、見学に行けなかった場合
気になる学校に実際に見に行きたかったけれど、学校側の措置で見学会が行われなかったところもあります。
パンフレットやウェブサイトでは、雰囲気を味わうには限界があります。
実際に通っている人に話をきけたら良いけど、知り合いもいない。
そんな時は、週末などにグランドで行われている部活を見るだけでも、雰囲気が伝わってくるものです。
うちの子は、実際に週末、部活を見てきました。
そして、こんな素敵な感想をもって帰ってきました。
「部活をしていた先輩方が、キラキラしていた。」
これは、週末にでも、見に行く価値はあると言えると思います。
数字で決める
進路を決めるとき、自分が挑戦できるレベルかどうかを見るのは、ひとつの決め方です。
入学後、トップを走っていたいのであれば、少しレベルを落としたところに行くのも一案です。
逆に、レベルの高いところに入っておいて、自分の学力を上げていくのも一案です。
また、人数は小規模が良いなどの数字面で判断することもできます。
やりたい勉強、部活での決め方
やりたい勉強や、入りたい部活が心の中で決まっている場合を考えてみましょう。
その場合は、たとえ少し遠くても、本当にやりたいことができる学校に行くのが一番です。
やりたいことが決まっているのなら、妥協することはありません。
自分の人生ですから、自分の思いを一番に考えて進路を決めると良いと思います。
距離によっては寮に入るなどの方法をとるほうが良い場合もあるでしょう。
将来の夢から逆算する
将来なりたいものがある場合は、そこから逆算していく決め方もあります。
7年後にこの仕事をしていたいから、今はこの勉強をしたら役に立つ。
そういった決め方も良いですね。
ほとんどの学校は「普通科」だと思いますが、中には専門的な学問を勉強できる学科もあります。
高めたい専門性がある場合は、高校での勉強時間を将来に直結する有意義なものにできるでしょう。
直感は信じられる
時間は未来から流れている、という考え方もあります。
なんとなくここに行く感じがする、というのが分かる場合もあると思います。
実はなんとなく、という曖昧な感じが一番信頼できる感覚なのです。
それは「直感」だからです。
その感じをしっかりとつかみとり、実際にその学校に通っている自分を想像します。
その時、嬉しいような感じがする場合は、その学校に行くのが良いでしょう。
逆に、なんとなく気分がどんよりする場合は、もう一度考え直した方が良いかもしれません。
頭の中の思考だけで考えると、多面的に考えるのが難しい時もあります。
「直感」は、ひとつの視点を超えたところからやってくるので、総合的な結論だと言えるのです。
総合的に見て、良い進路を!
進路を決めるときには、誰でも悩むものです。
しかしどんな道を選んでも、それが自分にとっての最善の道です。
自分で選んだ道は、自信を持って進めるものです。
私たち大人は、進路の決め方をアドバイスすることしかできません。
決めるのはいつでも子供たち自身です。
子供の決断は、精一杯応援したいですね!
「応援」。それは、結局のところ親ができる、唯一のことであり、最も尊いことだと思うのです。