落ち込んだときは、俯瞰して見る
上から物事を見てみると、見えてくるものがあります。
辛い渦中にいるときでも、別の視点から見てみると、プラスの点に気付くことがあります。
不要な妄想。
未来の不安。
ネガティブのループ。
しかし、考えれば考えるほど、心配を消そうとすればするほど、意識はそこに向いてしまうものです。
ポジティブシンキングが簡単にできないときはどうすると良いのでしょうか。
意識的に気をそらす
私たちは、心配事を考えているとき、安心はしていません。
心配は心配を生むからです。
心配事が頭から離れない。
そんなときは、別の事に一旦、目を向けてみましょう。
頭で考えるより、感じる事にフォーカスするのがおすすめです。
好きな音楽をきく。
心地いい香りをかぐ。
ふわふわの手触りを楽しむ。
すぐにそれができない時は、心の中で「チェンジ」と言うだけでも大丈夫です。
こんな簡単なことで、心配事への焦点が少し外れるから不思議です。
インナーチャイルドを癒す
まず、深呼吸をして気持ちを静かに落ちつけます。
ゆったりとした呼吸を続けながら、少し離れたところにいる自分を想像します。
この自分が、不要な妄想から抜けられなくて悩んでいます。
その自分を温めるイメージで、優しくなでてあげます。
わかるよ、わかるよ。
大丈夫だよ。
いい流れに乗ってるから、心配しないで。
もう一人の自分の気持ちに寄り添ってあげます。
そして、しばらく一緒に過ごします。
おいしいものを食べたり、好きな音楽を聴いたり。
二人三脚で進む感じです。
落ち着くまで、一緒にいてあげるのです。
落ち着いて同じ問題を眺めてみると、さっきよりは心配が小さくなっているはずです。
ぜひ心配の重さに押し潰される前に、やってみてくださいね。
それでもどうしても不安が消えない場合
色々試しても不安が消えない時は、もうあきらめて、最悪な状況を想像します。
起こりうる事態のなかでも一番最悪な事態が起きたと想像します。
その時、どうなるでしょう?
それが起きても、私にはまだこれがある。
今日も寝るところがある。
明日住める家がある。
あの友達がいてくれる。
だから大丈夫、と思えるところまで、妄想しつくすのです。
それから、毛布等にくるまってホッとできる気持ちを味わいます。
ぬいぐるみなど、自分が触ると落ち着くものを触るのもおすすめです。
安心の中で子育てを
人は、安心しているときにこそ、持てるちからを発揮できるものです。
鳥になったつもりで、高いところから今を俯瞰してみたり、自分の中で静かに訴えている自分に優しくしたり。
色々試しても心配が減らない場合は、第三者に相談するのも手です。
子供に良い影響を与え続けることができるよう、一緒に自分を整えていきましょうね!