最後かもしれない
昨日会った人と会うのは、当たり前の事でしょうか。
実は、また会える確約も保証もないものです。
「最後かもしれない」とはあまり考えたくありません。
しかし、立ち止まって考えてみると、また会えるのは決して当たり前の事ではないことがわかります。
別れのあいさつ
「バイバイ」
もしかしたら、最後かもしれない。
「いってらっしゃい」
「いってきます」
「またね」
「また明日」
明日も、もちろん会えるよね。
またいつか、会えるといいよね。
必ず会おうね!
別れのあいさつにはいつでも、再会の期待と願いが込められています。
時間にはリミットがあることを思い出す
そういえばそうでした。
私たちの時間は限られているのでした。
日常に流されていると忘れてしまいがちです。
忘れているのは幸せなことではあります。
しかし同時に、ありがたみも忘れてしまいます。
そういえば、今は今しかないのでした。
命のきらめきは、今だけのものなのでした。
一緒に過ごす時間
それぞれのタイムラインがある中で、一緒に過ごす時間があること。
偶然か必然か、重なった私と君の時間と空間。
「会う」のは、お互いの時間と空間が合うことです。
相手が会ってくれるのは、相手の命を使ってくれているということです。
そして、こちらも自分の命を使っています。
時間は、限られた「命」の時間だからです。