成長の距離
子どもの行動範囲は、年々広がっていきます。
親は、子どもが旅立つとき、どのような心構えでいると良いのでしょうか。
旅立ち
生まれてしばらくは、24時間、目が離せません。
ぴったりとくっくいています。
数年たつと、保育園などに行って会わない時間もでてきます。
小学生では、市内を自転車で移動するようになります。
中学生になると、県内を電車で自由に友達同士で移動します。
高校生になる今、国内ならどこでも友達同士で出掛けるようになりました。
大学生になったら、友達と、もしくは一人で海外に行くこともあるでしょう。
物理的に、子どもが離れていくとき。
信頼があるから、子どもは勇気をもって出ていけるのだと思います。
あれこれ心配せずに、助言だけしておく。
基本は子どものやり方にまかせておく。
たとえ何かうまくいかないことがあったとしても、それは貴重な経験になります。
安心のメッセージを伝える
信頼されているとわかると、子どもは自信をもって進んでいくことができます。
ただし「セーフティネット」は、大人になっても必要なものです。
帰るところがあるから旅立つことができる。
寂しくなることもあるかもしれない。
でも振り返ったらちゃんとここにいるよ。
だから大丈夫。
そんなふうにいつもいてあげて、応援したいものですね。
きっと、こんな思いこそが、愛というものなのかもしれません。