セパレーションのタイミング
セパレーションとは、母子分離のことです。
幼い子が保育園などに行くとき、お母さんとはじめて離れなければなりません。
これは子供にとって大変な試練であり、親にとっての挑戦です。
どのタイミングがセパレーションに最適か
セパレーションのタイミングは、その子によるかもしれません。
赤ちゃんのうちだと、スムーズかもしれません。
2歳以上になると、嫌がる子もなかにはいます。
すごく嫌がる場合でも、しばらくするとケロっとしている子もいます。
ずっと引きずってしまう子もいます。
私自身は、だまったまま、中身は大泣きでした。
なんで行きたくない所に行かなきゃいけないんだろう。
なんでお母さんと離れなきゃいけないんだろう。
行きたくないところに行くのが、全く理解できませんでした。
納得できないまま、しがみついていたところから引きはがされる体験は、私を深く傷つけました。
私のような子は稀かもしれません。
私のセパレーションは3才頃でした。
言葉もしっかりわかる年齢です。
だから理由を言ってほしかったと、今でも思います。
離れても大好きであることに変わりはないこと。
私のために幼稚園に行かせようとしていること。
幼稚園に行ったらこんな楽しいことがあるということ。
あなたのことが嫌いだから行かせようとしているわけではないこと。
言ってほしかったなぁと、思います。
セパレーションで心がけること
どの子も、お母さんには笑顔でいてほしいものです。
お母さんが不安な表情や悲しい顔をすると、子供も不安になります。
セパレーションのときは、ぜひ子供の成長を信じて笑顔で送り出してあげてくださいね。
行きたがらない時は、無理に行かせることばかりが選択肢ではありません。
ぜひ色々な選択肢を検討してみてくださいね。
長引く心の傷に比べたら、もっといい方法があるかもしれないからです。