願い

全ての事には「終わりがくるという前提」があります。

今の辛さにも、目の前のささやかな幸せにも。

忙しく日常を過ごしていると、そのことをすっかり忘れてしまいます。

今がどんなに貴重かをつい忘れてしまっています。

忘れているからこそ今に集中できる、という利点や

大変なときも必ず終わるという利点もある一方、

大切なものを見過ごしてしまう危険も孕んでいます。

大変な中にも、今いる空間にキラキラと光の粒が揺らぎながら漂っているのを感じることも、いつも忘れないでいたいものです。

終わる安心感

この大変さにも終わりがくるのだとわかっていると、ほっとします。

今打ちのめされていたとしても、今までの苦労はこのためだったんだといつか思える日までの、期間限定の辛さだと知っているからです。

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これまでとこれから

夢のかたちに到達するまでの、自分がある意味、意識的あるいは無意識であるにせよ選んできた「挑戦」の道。

長かった道のりが涙色に染まっていたとしても、抱き締めたくなるくらいにいとおしい。

真っ暗に感じていた時間さえ、未来の自分が照らしてくれると煌めく。

煌めく思い出と地続きの今。

ここから繋がる、感覚的に見えている未来。

そこにあるのを、分かっている。

ツライことは、本当の願いを思い出すための、きっかけでしかない。

つまり、願うから叶うというより、叶うと知っているから、願ってるんだ。