自己肯定感の低い親がどのように自信のある子を育てたか
分かりにくかった昭和の愛
私自身は、昭和時代のフツーの親に育てられ、たくさんのダメ出しと「常識」の押し付けを受けてきました。
おかげで、かなり自己肯定感の低い大人になりました。枠から外れると非難され、自分には価値がないと思い込み、仕方なくおとなしく我慢してきました。
そんな私が結婚をして親になりましたが、自分に価値がないという思いは変わらず、目の前にあった幸せを受け取ることができませんでした。
離婚して、ひとり親となったのです。
自分に意識を向ける時間ができた
私は子どもを無条件に愛する中で、無条件の信頼というものを学びました。
この子は大丈夫だという思いがあったから、子どもはのびのびと活動することができたのではないかと思います。
今思えば時間的に、暗い顔をしている暇がないことも一助になりました。
そして手が離れてきて落ち着てみれば、私は自分を愛していなかったことに気が付いたのです。
無条件の愛と無条件の信頼
自信のある子に育てるには、子どもを信頼することがカギです。
どうせこの子はダメだとか、どんな場面でもその子の悪口を言わないことです。
それには親自身の自己肯定感が低いことは関係がないと分かりました。
結果的に、私は自分を愛することを子どもから学びました。
自分を信頼することも、子どもを見ていくうちに身についてきたように思います。
今から思えば、自信のある親に育てられるより、子どもにとっては押し付けられることもないので、かえって良かったのではないかと思う今日この頃です。