やらせることなく、好きなことをさせる
遊びは子どもに教えてもらう
子どもを信じるということは、可能性を疑わないということです。
親から見たら突拍子もない発想をされて驚くこともありますよね。それを否定しないことこそが、その子の発想力をさらに伸ばすのではないかと思うのです。
受け入れて一緒に楽しむことで、親の器の大きさも広がっていきます。楽しみ方はいつでも子どもが教えてくれます。
遊びの中で、その子が得意なものが分かってきます。その遊びを発展させながら楽しんでいくことは、将来の職業にもつながる大事なヒントとなっていきます。
遊びの環境は整えすぎなくて大丈夫
乳児は目の前にあるものに興味を持ち、触り心地や音などから自分が好きなものを選んでいきます。
自然の中など、親が心地よい空間は子どもにも気持ちがいいと思います。外には風に揺れる木々や冷たい土など、素晴らしい刺激がそろっています。
色々な刺激の中から選ぶものは、その子の感性そのものです。子どもと一緒に外に出て光を浴びて、深呼吸したいですね。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA
子どもの可能性の種まき
興味の向くまま遊ばせてあげるのが理想なので、「ダメ」は、極力避けたいワードです。
「やりなさい」の命令には、やらないとダメ、という意味が含まれています。実は私は、子どもに勉強をやるように伝えたことはありません。
強要しなくとも子どもは興味のあるものごとに取り組んでいくので、それを妨げないのが親の役割だと思います。
「親」の漢字にあるように、あれこれ言うより木に立って見守るくらいのほうが、子どもには良いのかもしれませんね。