心のブレーキ
願いごとがあるけど、叶わないとき。
するすると叶うとき。
叶うときと、叶わないとき。
一体なにが違うのでしょうか。
心にある願い
この世に生まれてきた誰しも、心に願いを抱いてやってきました。
助けたい。
愛したい。
正したい。
教えたい。
出会いたい。
整えたい。
伝えたい。
治したい。
皆、それぞれの願いがあります。
綱引き
例えば、お金をたくさん手に入れたいという願いがあるとします。
現実には、なかなか叶っていません。
なぜでしょうか。
この場合、心の中で綱引きをしている可能性があります。
綱引きで勝つのは...
稼ぎたい。
でも時間や家族を犠牲にしたくない。
たとえば、親が忙しくて、子供のころ自分に関心を向けられていなかったと感じているとします。
すると、このようなメッセージを親から暗に受けとってしまっているのです。
「時間や家族を犠牲にしなければ、稼ぐことができない。」
綱引きで勝つのは、表面にある願いではなく、深層にある願いです。
絶対に大切な時間や家族を犠牲にしなくない、という深層にある願いが勝ちます。
「稼ぎたい」という表面の願いは、負けてしまっているというわけです。
どのように願いを叶えるか
願いを叶えるには、心のブレーキにまず気がつくことが大切です。
なんで叶っていないのか。
理由を考えてみると、心の奥にある願いに気がつくことができるものです。
不本意な状況
望んでいないと思う状況にあるとき。
叶ってしまっているものは、心の奥にあった願いです。
叶っている願いを見ると、奥に隠されていた自分の本当の願いに気がつきます。
つまり、いつだって、願いは叶っているということなのです。
望む未来のために
好ましい状況を手に入れるには、どうしたら良いでしょうか。
それには、内なる心の声を聞いてあげることです。
静かに訴えているかもしれません。
よくよく、自分と対話していくことが、願いを叶えていくコツです。
大きい声と小さい声
エゴからくる表面の声は大きいです。
一方、心の奥の声は、小さいものです。
丁寧に、声にならないくらい小さな声を、拾ってあげましょう。
それはこれまでの経験から学んだ、自分にとっては最善との思いに満ちた声です。
それは、心のブレーキとなっていることがあります。
望みを叶えるために
願いを叶えるためにできることは、心のブレーキに気がつき、小さい声を発している自分に寄り添うことです。
どこにこだわっているかがわかると、そのこわばりを緩めることができます。
心の中で泣きながら思いきりブレーキを踏んでいる自分。
大切にして労り、理解してあげるべきは、その自分なのです。
すごくわかるよ。辛すぎたよね。
でももう見つけたから、大丈夫。
私が、一番の味方。
これからは二人三脚でいこう。
いつも、ついてるよ。
手をつないで、一緒にいこう!